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★ガソリン価格が過去最高値…全国平均159.2円
・石油情報センターは7日午後、5日時点のレギュラーガソリン店頭価格の臨時調査結果を
公表した。それによると、全国平均で1リットル当たり159.2円と、1987年の調査開始
以来の最高値(2007年12月の155.5円)を大きく上回る水準となった。
ガソリン税の暫定税率が失効していた4月28日時点(130.6円)との比較では、
28.6円の上昇になった。また、暫定税率復活直後の今月1日時点(153.4円)と
比べても、さらに5.8円値上がりしている。
復活した暫定税率分(1リットル当たり25.1円)に加え、石油元売り各社が原油価格高騰に
よる調達コストの増加分を3.7-7円程度上乗せした影響とみられる。
地域別では、中国地方が160.7円と最も高く、その他の地域も158円-159円台で、
大きな差はみられなかった。東北地方は4月28日時点から30.3円も上昇。関東地方は
4月28日時点より29.3円高い159.2円、近畿地方は同29.3円高い159.3円だった。
レギュラーガソリンの全国平均価格は、3月31日時点で152.9円だったものが4月に
入って約130円近辺まで下落。しかし、4月30日に租税特別措置法改正案が衆院で
再可決されて成立したため、5月以降再び高騰している。
今月6日のニューヨーク商業取引所の原油先物相場は、米国産標準油種WTIの
中心限月6月物が一時、1バレル=122.73ドルと史上最高値を更新。米証券大手
ゴールドマン・サックスは原油相場が今後半年から2年後のうちに1バレル=200ドル
まで上昇する可能性が増しているとの見通しを発表しており、その場合、ガソリン価格は
1リットル=200円を突破することが確実視されている。
今回の臨時調査は全国約1200店のガソリンスタンドが対象。都道府県別の価格が
公表される定例の週次調査は約2000店が対象で、7日時点の調査分が9日に
公表される。
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