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顧客6000人登録の携帯押収=イラン人密売組織摘発-警視庁
5月7日13時1分配信 時事通信
東京都内の住宅街などで薬物を密売したとして、警視庁組織犯罪対策2課と本所署などは
7日までに、覚せい剤取締法違反などの疑いで、茨城県つくば市春日、自称イラン国籍の
ハーダミー・ジャファル容疑者(44)ら4人を逮捕した。2000万円相当の覚せい剤や大麻
と、6000人分の顧客が登録された携帯電話約60台も押収した。
調べによると、ジャファル容疑者らは4月25日、豊島区池袋本町のアパート内で、覚せい剤
や大麻樹脂などを所持。3月31日に近くの路上で覚せい剤などを7万円で販売した疑い。
グループはつくば市内のアパートに拠点を置き、客から携帯電話で注文を受けると、
都内にいる販売役に場所や客の特徴を指示。同課はミュージシャンやアニメ作家ら
客約30人を逮捕している。
2006年6月に起きたイラン人同士の逮捕監禁事件を捜査する過程で、密売グループの
存在が浮かび上がった。
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