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中国向けコメ輸出が解禁へ
政府は7日、日本産米の中国向け輸出に関する検疫条件で中国政府と最終合意した。
早ければ6月にも、国産米の対中輸出が本格化する。国産米は昨年6月以来、
数量限定で暫定的に中国へ輸出されていた。
合意では、中国向け輸出を行う新たな精米工場と、コメをくん蒸処理する港湾倉庫を
指定する際には、中国で検疫対象害虫に指定されている3種類の害虫の発生確認を、
それぞれ1年間、3カ月間調査して行う。さらに、くん蒸処理のたびに1カ月間
確認することも決まった。
精米工場指定に伴う害虫発生確認の調査期間について、中国は3年間、
日本は1年間を主張してきたが、日本側の主張が認められた。
日本産精米は中国向けに、暫定措置として昨年6月に24トン、12月に50トン、
今年1月に50トンが輸出された。
ただ、現地での販売価格は、中国産の日本ブランド米と比べても10倍程度と高く、
1月輸出分も売れ残っている状況。高級日本食レストランなどへの需要は期待できるものの、
「どれだけ流通するかは不透明」(農水省)だ。
MSN産経 2008.5.7 13:37
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