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愛知・豊田自動織機の工場で爆発、社員1人死亡
2008年05月07日10時41分
7日午前5時10分ごろ、愛知県大府市江端町1丁目の豊田自動織機大府工場内で爆発があり、
作業をしていた同市共和町の同社員高木甲子朗(こうしろう)さん(24)が全身にやけどを
負って病院に運ばれたが、間もなく死亡した。爆発があった建物の屋根が曲がり、
窓ガラス約50枚が吹き飛んだ。東海署は業務上過失致死の疑いで捜査している。
調べでは、高木さんは6日午後9時から、製造ラインから流れてきたアルミ製のピストン部品
(長さ12センチ、直径3センチ)を4本ずつ、液体の入ったステンレス製の水槽
(長さ1メートル、奥行き60センチ、高さ40センチ)の中に入れ、
不良品がないか調べる作業をしていた。
液体は塩化ナトリウムを液化させたものとみられ、温度は530度に保たれていた。
高木さんが水槽内に薬剤を入れた後、白煙が上がり、数秒後に爆発があったらしい。
この工程は6日午前8時から約1時間おきに稼働。高木さんの勤務は7日午前5時50分までだったという。
豊田自動織機によると、大府工場はカーエアコン用のコンプレッサーを製造し、
トヨタ自動車などに供給している。連休の後、6日に再開したばかりだった。
爆発があった工程は当面止まる見込みだが、同社は顧客への供給に影響はないとしている