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(>>1の続き)
松本楼常務取締役の小坂文乃さんは「にこやかにうなずきながら、私の説明を聞いて
いらした」と話した。福田首相とともに、「松本楼」にある孫文ゆかりの品々を見た胡主席は
「中日友好世世代代(せせだいだい)」というサインを残した。その後、和やかな雰囲気の中、
フランス料理に舌鼓を打った。
ここで交わされた会話について、松本楼本支店総支配人の小倉 正さんは「(食事を運んだ時
に)お願いされていたパンダはいかがですかという質問をされて、つがいの2匹をこのたび
ご用意したというようなことをおっしゃっていました」と話した。
胡主席は、この席で先日死んだ上野動物園のリンリンに代わるつがいのパンダを貸し出す
意向を示した。また、経済協力を推進していくこと、アジアの平和発展に努めることでも両
首脳は合意した。
松本楼での夕食会後、胡主席は日中国交正常化当時の田中角栄首相の長女である田中
真紀子議員に面会した。田中 真紀子議員は「(チベット問題について意見交換は?)私は、
あえて申しませんでした」と話した。
チベット問題だけではなく、日中の間には、東シナ海のガス田開発や冷凍ギョーザによる
中毒事件など、問題が山積で、単に友好をアピールするだけでは済まされない状況にある。
7日に行われる首脳会談で、ともに「暖かい春」が迎えられるかが問われる。
(終わり)