08/05/06 22:26:54 0
(>>1のつづき)
「何となく自分らしくないな、って思えて来ちゃったんですよね。それですっぱりやめました。それに、30代に
入ると恋愛の向こう側に、結婚を意識するようになってくる。そんなことも、何となくですが心理的に影響して
いるのだとは思うのです」
本来の自分に戻って、再度「恋愛」と向き合ったときに、様々なしがらみが周囲に発生していることに
気づいたAさん。それがきっかけとなって、多少は臆病になった面もあるのでは、と自己分析する。
「慎重派なんですよね。それに、こう見えても、周囲の目が気になる性格だったりするんですよ。
中にはなりふり構わず恋愛に向かっちゃう男もいるでしょ?ああいうのができない。がっつきたくないん
ですよね。スマートなキャラでいたいし、マイペースに進めるのってものすごく怖いじゃないですか。女性の
サインが読めないんですよね…最近。読めないまま突き進むと、絶対に断られる。断られるのが怖いから、
慎重にならざるを得ない。この歳になってくると、どうしても仕事がらみの出会いが多くなる。そんな環境の
中で、もし、相手に断られでもしたら…次の日から仕事がやりづらくなりますよね。そんなことをあれこれ
考えているから、何も進まないんでしょうけど…」
そんな風に理由が明確になっているというのに、一向に前に進めることができない。恋愛に対して、
それほどまでに切迫した想いというものがないのだろうか?
「うーん。そんなこともないです。たぶん、人並み以上に女性は好きですから(笑)、恋人は欲しいですよ…」
そんな風に言葉を濁すAさんに、理想とする「恋愛」について聞いてみた。
「子供っぽいですけど、『相思相愛』ってやつですかね。まあ、実際はありえないってわかってはいますけどね。
最初っから相手もこっちのことが好きで、こちらももちろん…なんて…。もし、そんな相手が現れたら、
『どうやって口説こう?』なんて悩まずに済むんじゃないですかね」
ちょっぴり気が小さくて、空気を深読みしすぎるけれど、30歳過ぎても可笑しい位に純粋な理想を
抱えている…。そんな「心の童貞」クンを、単なる理想主義者と笑うことなかれ!(以上、一部略)
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