08/05/06 03:45:05 0
緊急性のない110番や事件事故と関係のない相談に、各地の警察が
苦慮している実態が読売新聞の調査で明らかになった。
少なくとも37都道府県の警察本部が業務と無関係な通報や苦情の実例を
把握しており、中には「雨が降ってきたので家に送って欲しい」という
要求まであった。
警察庁によると、110番の受理件数が減少傾向にある中、こうした通報は
増え続け、昨年は95万件に増加。専用回線がふさがってしまうなど
業務に支障も出始めている。
全国の警察本部に取材したところ、事例に関する回答がなかった10県を
除き、神奈川、石川、広島など37都道府県の警察本部が、事件事故と
無関係の通報・相談の実態を確認していた。
具体的には「○○さんの自宅の電話番号を教えて」(山口県警)と
110番を電話番号案内代わりに使うケースや、「新しく買った携帯電話の
電源が入らない」(九州地方の県警)といった相談のほか、
「公衆トイレにいるが、紙が切れて困っている。持ってきて」(埼玉県警)
など私的な要求が目立っている。
警察庁によると、いたずら電話などを除いた110番通報は2004年の
953万件をピークに減少し、07年は898万件にとどまったが、
警察業務と無関係な相談や要求は増加傾向にあり、04年の88万件から
07年は95万件に膨らんだ。
*+*+ YOMIURI ONLINE 2008/05/06[03:03] +*+*
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)