08/05/06 23:35:12 ZGUctu1X0
>>720
執着しなければ死ぬ気もないのでは?
執着する何物もないといった虚無の心では人間はなかなか死ねないのではないか。
執着するものがあるから死にきれないということは、
執着するものがあるから死ねるということである。
深く執着するものがある者は、死後自分の帰って行くべきところを持っている。
それだから死に対する準備というのは、どこまでも執着するものを作るということである。
私に真に愛するものがあるなら、そのことが私の永生を約束する。
幸福について考えることはすでに一つの、おそらく最大の、
不幸の兆しであると言われるかもしれない。