08/05/04 00:45:01 0
「自分は今でも戦争を求めている」。赤木智弘さん(32)は、きっぱりと言った。「戦争で死ぬのと
経済的理由で死ぬのは、自分にとって同じこと。今のままでは、どうせ寿命はまっとうできない」
栃木県佐野市のファミリーレストラン。昼下がりの店内には女性のおしゃべりが響き、
窓の外は買い物客が笑顔で行き交う。
年収約百五十万円。地元のコンビニで働く赤木さんは一昨年暮れ、「31歳フリーター。
希望は、戦争。」という論文を月刊誌に発表した。「非正規労働者がはい上がれない
社会が続くのなら、戦争で大勢の正社員が死なない限り、自分は正社員にはなれない」。
極論を真っ向から世間に突き付け、多数の知識人らから「格差社会の不満のはけ口に
戦争を希望するとは暴論」などと批判を浴びた。
一九九六年にコンピューター専門学校を卒業したが、バブル崩壊後の就職氷河期で職に就けなかった。
一、二年のつもりで始めたフリーター生活は十年以上に。実家暮らしだが
「年老いた父親が働けなくなれば、生活の保障はない」と言う。
過酷な人員削減を経て、産業界は戦後最長の好景気に転じても非正規雇用を増やし続けた。
今や労働者の三人に一人が非正規。格差と不安が急速に広がる。
神奈川県相模原市の派遣社員斉藤要さん(24)は、インターネットで赤木さんについて論じ合う
「掲示板」を主宰する。派遣先企業での仕事はホームページのデザイン。
月給十四万円で昇給はない。
東京新聞
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
前スレ ★1の時刻 2008/05/03(土) 10:20:51
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