08/05/03 22:38:46 wCT95+vT0
今、日本の気候が急速にかわりつつある
例えば米。
米どころといえば秋田や東北が有名だったが、日本全体の気温上昇で
秋田や東北ではコシヒカリやササニシキの適正気温を超えつつある。
適正気温を超えるとヒビの入った米が多く混じるようになり、一等米と認定されず
安く買い叩かれることになる
今の米どころは北海道なのだ。
実際に味を比べてみても北海道の米の味は非常に優れている。
気温上昇で米どころが北に移動した
では九州はどうなったか?
九州も米を多く作っていた地域だが、従来植えてきた品種ではヒビが激増し
二等三等米しか取れなくなってきている。
利益が出ずに廃業する農家も増加中で、気温に適合した米品種が求められるが
品種改良には時間がかかる上に長い農業軽視製作で農業試験場の機能能力も落ちている
農業試験場に人材がいないのだ
こうやって米ひとつとっても環境の変化に人間側が対応できていない
自給率アップを目指すなら、従来そこで作ってきた作物ではなく、
今やこれからの気候に適合した農作物の育成が必須。
急がないと研究が間に合わない