08/05/03 15:30:17 J0x23SgG0
>>88
「連帯保証人の経済学」、読んでみた。書かれた時期からすると時流に乗った内容だが、おれも賞を出す中身か?と思う。
第一、筆者が融資の現場を知らなすぎるな。この論文だと
中小企業経営者=金融機関から金引っ張るだけ引っ張ってとんずら。自己破産してのうのうと生きる。
連帯保証人=何も知らない素人。一方的にかわいそうな人。
と読めるが、現実はまじめな中小企業経営者は多いし、借金返せなくなると必要以上に責任感じて自殺する人までいるのは
皆さん周知の事実。また、連帯保証人についても、生計が別というだけで家族親戚がなっているケースも少なくなく、
「経営の実態が連帯保証人に分からない」とは決して言い切れないのだが。
そもそも、自己破産や倒産に関する数値は統計などから持ってきているが、上述のような悪徳中小企業経営者の件や、
自己破産に伴い失業するケースなどは統計的な裏付けは全くなく、読み物としてはともかく、論文としては果たして
いかがなものかと思わせる内容だな。