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★入浴剤販売、中止の動き 県内量販店、硫化水素自殺の多発受け
・徳島など全国で硫化水素自殺が多発している問題を受け、県内の薬店や量販店で、
洗剤と混ぜると硫化水素が発生する入浴剤の販売を中止する動きが広がっている。
キョーエイ(本部・徳島市川内町)は、医薬品を取り扱う十四店舗すべてで、四月二十六日
から販売を中止した。本部担当者は「人命にかかわることなので、やむを得ない措置」と話す。
セガミ薬局徳島住吉店(同市住吉)は、大阪市の本部の指示で一週間前に店頭から撤去した。
一連の問題を受けて厚生労働省は二十五日、不審な客に硫黄を含む入浴剤を極力販売
しないよう日本チェーンドラッグストア協会などに文書で通達。県内の多くの店は、協会の
呼び掛けに応じて販売中止を決めているという。
一方、マルナカ(本部・高松市)は、二十四日から県内十四店舗で販売を自粛。売り場での
陳列をやめ、商品をレジ下などにある鍵付き保管庫で管理している。担当者は「基本的に
販売しない方針だが、顔なじみ客らの要望があれば拒否はできないだろう」と柔軟に
対応する考えだ。
チャーリー沖浜店(徳島市沖浜町)は、入浴剤を並べる陳列棚から特定商品を除くとともに、
対面販売に切り替えた。大量購入を防ぐため、一人に一個だけ販売。売り場責任者は
「高校生らが買う際などには細心の注意を払っている」と話している。
URLリンク(www.topics.or.jp)
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