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・ゲームセンター「渋谷ギーゴ」には、セガの「ネットワーク対戦クイズアンサー×アンサー」が
8台ある。平日の夕方以降、休日は午後になると、ほぼ全席が埋まる。若い男性だけでなく、
女性2人組や家族連れが興じる姿が目立つ。
昨年7月の登場以来、ゲームに使えるICカード購入者だけで延べ80万人を超え、リピーターの
多さを物語っている。企画したセガ第1AM研究開発部副部長の西山泰弘さんは、「日によって
マージャンを上回る店もある」と目を細める。
以前のクイズゲームは、コンピューターの出す選択問題に黙々と答える単純なものだったが、
機能の進化で、他店を含む別の利用者とオンラインで対戦したり、ICカードに結果を記録し、
次回以降に同じレベルで始めたりすることができるようになった。
アンサー×アンサーはさらに、大人数で楽しめることで人気を呼んだ。4人で総当たりの
予選を戦い、勝ち残った2人が決勝へ。最低3戦できるので、100円で10分以上遊べる。
イスには2人が腰掛けられ、「ダブルス」で店内対戦を楽しむ客も多い。
クイズのやり方は、出題後に解答候補のカードが1枚ずつ示され、正解のカードが出たら
ボタンを押す「早押しカード奪取」など9種類も。画面には8分野のうち相手の得意なジャンルが
示される。自分の得意ジャンルを選んで攻めるか、相手の得意ジャンルを避けるか-。
展開によっては、知識よりも、こうした駆け引きがモノをいう。
オンライン対戦やICカード利用が可能なクイズゲームは、2003年に初登場したコナミの
「クイズマジックアカデミー」が大ヒットした。これに続いたセガは、「みんなでいっしょに
考えて、正解しなくても答える過程を楽しむ」(西山さん)という新しいクイズゲームの
あり方を打ち出した。
ゲームセンターは、少子化や携帯電話の普及、レジャーの多様化といった“逆風”で
利用者が減り続けている。
セガが「大人数」でワイワイ楽しめることをコンセプトにしたのも、ライバル的存在になって
いる居酒屋などを強く意識したためだ。(一部略)
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