08/05/02 00:22:25 0
肩こりや腰痛、生理痛―長時間のパソコン操作や職場のストレスにさらされ、
“ちょっとした不調”に悩む女性は多い。
そうした不調に鍼、灸(はりきゅう)や漢方薬を使う東洋医学が注目されている。
心身の状態を自然のリズムに戻すという考え方で、生き生きした毎日を取り戻したい。
都内の金融機関に勤めるM子さん(36)は1年ほど前、腰痛がひどくて寝返りもできない状態だった。
「動かなくても痛い。仕事にも集中できない」と、東京・根津の鍼灸(しんきゅう)クリニック
「杏鈴堂(きょうりんどう)」を訪れた。
院長の鈴木由紀子さんが診察すると、筋・筋膜性腰痛症で、首から背中全体が板のように硬かった。
治療するツボと刺激量を決めて鍼治療を施すと、腰の痛みが減り、首も回るように。
血流がよくなったことで顔色もよくなった。
M子さんはその後も3回通い、腰痛は、疲れがたまったときだけ痛む程度になった。
“中高年向き”のイメージがあった東洋医学だが、最近は“体に優しい治療”として
女性に人気が広がっている。同クリニックにも若い女性の来院が多い。
「東洋医学は、気血(きけつ)の流れを整えて体を自然な状態に戻すもの。
鍼を怖がる人もいるが、痛みはほとんどない。女性特有の生理痛や不妊症、冷え性などにも
効果があります」と鈴木さん。
昨秋には「首がこって火照る。吐き気もする」という25歳の女性が来院した。
この女性は司法試験の勉強中で、強い片頭痛を抑えるため、精神安定剤や鎮痛剤を毎日飲んでいた。
鍼治療を行うと頭痛がやわらいだ。
何回か通うと薬の回数が急速に減り、半年で服用せずに済むようになった。
鈴木さんは「薬に頼り過ぎると別の不調を招く。治療法が的確なら片頭痛も鍼で改善することができます」
と言う。
ソース(>>2以下に続きます)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)