08/04/30 02:43:24 IESyvN+b0
チベット族の中にも、さして生活に不満を持ってない人や、折り合いをつけられてる人は居ると思う。
そういう人々の中でも、ダライ・ラマへの信仰を妨害していることだけは許せないものもあると思われる。
自治権がどこまで広がるかは置いといても、ダライ・ラマがチベットに無事に帰還する事が
チベット安定の第一条件だろう。
ぶっちゃけチベットが独立しても、最貧困国に陥るだけだ。
中国の経済力なくして、チベット族の生活の向上は不可能に近い。
チベット自治政府が、具体的に何を求めているのかがハッキリしない。
暴動への対応は変えなきゃいかんけど、街を壊してもしょうがないということにはならん。
教育や伝統保護というよりも、再配分で意見が分かれているんだと思う。
ここは恐らく、双方とも妥協可能だろう。
あとは、チベット自治政府と反中反共勢力との関わりが問題になってくる。
こことの金銭的な繋がりをどう改めるかが、最も難しいポイント。
ダライラマ自身は共産主義に近い考えを持っているけど
金銭的に支えてる人達や、中国外のチベット族はそうじゃない。
ダライ・ラマがどう対応するか、国際世論に中国がどう応えるのか見物だ。
お互いが周恩来と田中角栄になれるかどうか。