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★補選惨敗、福田「死に体」加速…世論無視暴走で自滅
・27日の衆院山口2区補選の惨敗で、福田康夫首相の「死に体」化が加速してきた。
総力戦で臨んだ補選は、自民新人の山本繁太郎氏(59)が民主前職の平岡秀夫氏(54)に
約2万2000票差で大敗したが、それでも首相は選挙結果で示された「民意」を無視して、
ガソリン税などの暫定税率復活や後期高齢者医療制度の継続に突き進む。内閣支持率の
さらなる低下は必至で、7月のサミット後に退陣というサミット花道論が現実味を帯びてきた。
「あれだけやって勝てないのだから、福田さんでは次期総選挙は絶対に戦えない」。
27日夜、補選の結果を受け、自民党中堅は沈痛な表情だった。
今回、自民党は空前の総力戦で臨んだ。地元選出の安倍晋三前首相が密着したほか、
国民的人気のある麻生太郎前幹事長や小池百合子元防衛相らが何度も駆け付けた。
地元入りした秘書団は連日100人。大企業の現地工場には古賀誠選対委員長が出向いた。
米軍岩国基地には選挙期間中の戦闘機などの離着陸に自粛を申し入れたうえ、平岡氏が
支援を求めた工場には、日本経団連から東京の本社を通じてクレームをつけた。最後は、
山口県光市の母子殺害事件の遺族である本村洋さんまで応援に引っ張り出したほどだ。
死力を尽くしての大敗を受け、福田首相から発せられたのは「なかなかうまくいかない
ようですな」。お得意の「他人事」発言に、ベテラン秘書は「国民の目線ではない。暫定税率や
医療制度への怒りを理解していない。早く辞めてほしい」と言い放った。
先の中堅は今回の選挙結果から、(1)自民党が圧倒的に強かった補選での敗北
(2)首相8人を輩出した保守王国での大敗(3)自民支持だった高齢者の離反-を取り上げ、
「自民党の基盤が完全に崩れている。この路線を続ければ福田内閣どころか、自民党が
崩壊する」と危機感を募らせる。(>>2-10につづく)
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