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長野市内の18.7キロを巡る北京五輪の聖火リレーが26日、厳戒警備の中で行われた。市内は中国人学生や
チベットの支援者などが詰めかけ、沿道は早朝から騒然とした雰囲気となった。リレー中には物が投げられたほか、
男3人がそれぞれ走者の列に飛び込もうとし、長野県警は3人を現行犯逮捕した。
走者は80人。午前8時15分から長野市が所有する空き地で出発式があり、北京五輪組織委員会のスタッフが
ランタンの火をトーチに点火。いったんは風で消えたが、予備のランタンで火がつけられた。小雨模様の中、
鷲沢正一・長野市長からトーチを手渡された野球日本代表の星野仙一監督が同26分、地元の小学生が演奏
するファンファーレに送られてスタート。午後0時半、最終走者のマラソンの野口みずき選手が到着地の市内の
公園にゴールし、聖火台に点火した。
警備は当初予定の6倍の約3千人の厳戒態勢。沿道の各地に配置されたほか、走者には中国側のスタッフ2人が
伴走。これを透明のプラスチック製の盾を持った警察官数人が囲み、さらにその外側左右に約50人ずつ計約100人の
警察官が人垣をつくって警護した。
だが、午前8時45分ごろ、JR長野駅前では10番目を走っていたタレントの萩本欽一さんに対し、チラシなどが投げ
込まれたほか、男が道路に飛び出した。午前9時6分ごろ、19番目に卓球の福原愛選手が走った際には沿道から
チベットの旗を持った台湾人の男が飛び込もうとし、警備の警察官に取り押さえられたほか、午前11時すぎ、51番目の
走者が走っている際にも男が走者の列に飛び出して卵のパックを投げ込み、取り押さえられた。県警はこの3人を
いずれも威力業務妨害容疑で現行犯逮捕した。また正午前には別の地点でも、男1人が走者に向かって飛び込もう
として取り押さえられた。(2以降に続く)
ソース
asahi.com URLリンク(www.asahi.com)