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○聖火到着 在日中国人思い交錯 一方的批判ひどい/若者は冷静に
北京五輪の聖火が、日本にやって来た。チベット問題に絡み、世界各地で激しい抗議活動に
さらされている聖火リレー。だが最近は、沿道で中国国旗を振る中国人留学生らの姿が目立
つようになり、人数でチベット支援者らを圧倒。二十六日にリレーが行われる長野市にも、多
数の中国人グループが集結しそうだ。何が、彼らを駆り立てているのか-。
「中国人にだって、声を上げる自由はあるはず」と訴えるのは、東京都新宿区の大学非常勤
講師、張剣波さん(43)。
「海外在住の中国人には、中国政府を支持していない人も多い。だが今回の中国バッシング
はひどすぎる、という声が圧倒的だ」
在日中国人留学生で組織する「全日本中国留学生学友会」が、全国の中国人留学生ら約
二千人を長野市に集結させる計画を進めている。これら学生グループの動きとは別に、張さ
んは独自に長野入りするメンバーをインターネットで募集。賛同した四十人以上の中国人と
一緒に、バスをチャーターして長野市へ向かう。
張さんの呼び掛けに応じ、長野入りする中央大留学生の曹海洋さん(30)は「ヨーロッパで
は、移民らの暴動を政府が鎮圧している。なぜ、中国を一方的に批判できるのか」と憤る。
一方、日本で長年暮らしている華僑の心境は複雑。長野市の王昌勝・長野県華僑総会会
長(62)は「チベット問題は難しいが、聖火リレーを妨害するのは、中国のメンツを考えれば
逆効果だ」と指摘する。リレー当日は、沿道で日本人の友人とリレーを応援する予定という。
横浜市の横浜中華街の飲食店で働く男性(58)は「長野では何もないことを祈りたい」。同
胞が過激な行動に走らないことを案じながら、「中国が世界中からひどく言われるようなこと
は、若い人たちにはしてほしくない。とにかく冷静でいてほしい」と話した。(以下略)
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