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★ついにフィルムカメラ市場終焉 CIPAが統計発表停止
・フィルムカメラの時代が完全に終わろうとしている。
カメラや映像機器メーカーの業界団体であるカメラ映像機器工業会(CIPA)は、
フィルムカメラの生産・出荷台数の統計の発表を停止した。
CIPAは毎月、デジタルカメラとフィルムカメラ、カメラ用交換レンズの生産・出荷台数を
発表していた。しかし、2008年4月に発表の2月分統計から、フィルムカメラの数値を
空欄とした。
デジタルカメラに押されフィルムカメラの人気低下は著しい。前月の統計では、生産が
1580台(約4600万円相当)、出荷は1万1573台(約1億7200万円相当)と、寂しい数字だった。
CIPAには、「集計値が一定数を下回った場合などに発表の対象としない」といった内部
規定がある。2月分からはその規定にひっかかってしまったのだ。
CIPAの統計は日本のメーカーに限っているが、海外工場での生産分を含んでいる。
また、日本のメーカーが世界シェアを独占していることからも、市場縮小は世界全体の
ことといえる。01年に国内出荷台数でデジタルカメラに抜かれてから、7年で統計発表自体が
停止に追い込まれた。
「最近はフィルムカメラの新製品も登場せず、統計への問い合わせもほとんどなかった。
1昨年からは、数字が小さいために、それまで行なっていた生産・出荷の予測作業も
できない状態だった」(CIPA関係者)
CIPAは今回の停止につき特にコメントをしていない。統計表の下に、規定に満たなかった
旨が記載されているのみだ。そのため、特にニュースにもならなかった。
世界中の人びとに愛されたフィルムカメラだが、その終焉はひっそりと訪れていたのである。
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