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・2008年4月21日、東方日報の報道によれば、総工費36億元(約504億円)にのぼり、
“鳥の巣”の愛称で親しまれている北京オリンピックのメインスタジアム、国家体育場に
思わぬ弱点が露呈。
5年ぶりと言われる春の大雨で、あちこちから雨漏りが発生したという。
「主会場がこれでは」と施設の信頼性を危ぶむ声も出ている。
雨漏りが見つかったのはスタンドと通路の一部。テスト競技の後、記者ら発見したという。
国家体育場運営組織の担当者もこれを認めており、競技の運営に使われる事務室も
雨漏りしているという。
調査は始まったばかりで、設計や建築ミスも疑われているが、現段階では鉄筋コンクリートの
熱膨張と収縮による雨漏りの可能性が高いとか。建設段階で漏水試験も行われていたが、
今回は雨の勢いが予想を遙かに超えていたとしている。
北京市気象局の資料によれば、19~20日にかけて、北京市街地で平均雨量48mm、
郊外では112mmという大雨が降った。郊外の雨量は大雨警報に相当するものだったという。
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