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福山市松永町の「日本はきもの博物館」が今秋、開館30周年を迎えるのを前
に、23日、プレ記念企画展が始まった。丸山万里子館長(70)にこれまで
の博物館の歩みなどを聞いた。(阿部宏美)
―履物とのかかわりはいつからですか
1960年に福山市松永町で下駄(げた)製造に携わる夫と結婚したのが始まり。
斜陽産業となり始めていて、町内に200店近くあった業者の多くが転業し、
我が家も65年ごろにビニールサンダル作りに変わりました。
―開館までの流れを
3代目だった義父は「創業100年(1978年)まで下駄を作る」と言って
いましたが、66年に亡くなり、夫がその遺志を継いで下駄も細々と作ってい
ました。その夫が「下駄の良さが忘れ去られないように」と考えていて、海外
に履物の博物館があると知ったのがきっかけのようです。専門家らの「日本の
履物を網羅しては」との助言で範囲を広げることに。76年、田下駄の収集か
ら始め、創業100年の年に開館する運びになりました。
(>>2に続く)
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