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【一般書籍】ワーキングプアの反撃
著者 雨宮処凛・福島みずほ
■「希望は戦争」まで追いつめられて
■下へ下へと牙をむく
■過労死させられそうになった弟
■偽装請負を合法にしろってことですか?
■都市をさまよう「ネットカフェ難民」
■生け贄にされるフリーター
■つけこまれる働きがい
■異なるいのちの値段
■未来がないまま働きつづけるほど辛いことはない
■フリーターはサマワへ行け!?
■規制緩和が労働条件を悪くした
■階級でわかれるゲーテッドシティー
URLリンク(www.pen.co.jp)
「作られた対立を超えて」
「作られた対立を超えて」というのは、要するに正社員がフリーターをバッシングしたり、
非正規雇用者が生活保護受給者をバッシングしたりと下への発散が強まる中、その対立を超えていこうという主旨だ。
現在、生活保護基準以下で働くワーキングプアが話題となっているが、
ワーキングプアが「自分たちは働いているのに生活保護より低いとは何事だ」と生活保護受給者をバッシングすれば、
「生活保護費が高すぎるのだ」と引き下げられる要因になりかねない。
求めるべきはまず、生保引き下げではなく最低賃金の引き上げだ。
「作られた対立」の構図にハマると、結果的には自分の首を絞めることになる。
URLリンク(www.magazine9.jp)