08/04/23 14:35:05 bllQpwKo0
福田さん、あなたの18年1ヶ月の人生は悲しく空しい空虚な人生でしたね。
父親の暴力、
母親の首吊り自殺、
父親のフィリピン人女性との再婚
やるせない気持ちで婦女暴行、殺人へと駆り立てられた君の人格
18歳になった途端の9年間の刑務所暮らし
裁判に次ぐ裁判、そして死刑判決
君は何のために生まれ、生きてきたんだろうな
自分でもわけがわからない人格に突き動かされて今日に至ったんだろうな
だが、君は暖かい弁護士に出会って、君の事を心から心配してくれる人に出会えたはずだ
心が通った弁護士が中には一人でもいるかもしれない
人の心の温かさに初めて触れた気持ちになったこともあると思う
父親が面会に来てくれたよね
正直、人格的にも問題があるし、言語能力にも問題があるし、知のある父親ではないけれども
それでも、君の事を思って数年ぶりに面会してくれた父親だ
父親のことを怨んだことは何度もあると思う
確かに君がこんな事件を起こす前に父親として反省すべきことはあったはずだ
だが、死刑判決が下りた今、何を恨んでも仕方ないことだと思う
君の人生は一体なんだったんだろうな
ただ、苦労して、苦しみ、人を殺し、死刑になるための短い人生だったのかと思うと切ない気持ちに俺もなる
社会は不完全だ、その不完全な社会の枠組みの中で君は人を殺めるという役割を演じさせられてしまった
できれば、終身刑を希望するが今の日本の刑法ではそれも叶わないことだ
第二の君を生み出さないということは家制度が人格形成の核にある以上、
家制度を壊すことは現状ありえず、また第二の君が生まれることになると思う
だが、今日本では終身刑の導入の動きもある
微力だが俺はそのためにがんばるつもりだ
そして、俺の財産は犯罪者の更正のための財団に寄付するつもりだ
ねえ、君
君の裁判の姿は立派だった
今の日本の司法と本村氏は君を殺すことを選択したが、俺は君を責めるつもりはない
残された人生を全うして生きて欲しい