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円高ドル安の進行に伴って、金券ショップがにぎわっている。
円ドルの両替事業を行っているショップでは、
円を売ってドルを買うお客が増え、為替手数料の収入が一気に増えているというのだ。プロ野球人気の低迷で、ドル箱商品といわれた巨人戦チケットも今一つ。業界では、
新たな収益源としての両替事業に大きな期待を寄せている。
「数年前からドルと円の両替を始めましたが、
訪ねてくるお客さんは1日当たり5人がせいぜいでした。
目的は海外旅行や出張のために円をドルに交換する方がほとんど。
それが円高になり、1日平均20人を超えるようになりました」
金券ショップが多く集まる東京・新橋の通称「チケットビル」。
その一角に店舗を構える老舗店の経営者は明るくこう語った。
「ビジネスマンだけでなく、専業主婦のような50代の女性が
50万円単位でドルに換えています。為替差益を狙って交換しているようで、
3月は13日以降の2週間で50万ドル分が出ていき、
ドルの在庫が底を突きそうになったほどでした」(老舗店の経営者)
(略)
市場規模1兆円といわれた金券ショップ業界も低迷が続く。
日本チケット商協同組合の伊集院理事長は
「巨人戦チケットは過去、定価の5−10倍をつけたこともありますが、
今は巨人Vs阪神戦などでもプレミアムは低く妙味がない。
また、高速道路などで利用できるハイウェイカードが
ETCにとって代わり、商材そのものも消えている」とこぼす。
そんななか、“救世主”となりつつある円ドルの両替事業。
伊集院氏は「当組合に登録する全国約560店のうち、
両替事業を運営するのは約60店。
今後、新たな事業の柱として検討する店は増えるでしょう」と話している。
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