08/04/23 00:07:54 D9NeF2jE0
判決の要旨 (一部)
「 被告人は、それまで長年の弁護士との接見では全く触れなかった事実
(ドラえもん・ちょうちょ結び・魔界転生など)を、安田弁護士が担当するようになって、
突如、それが真実であると法廷で主張するようになったが、あまりに不自然である 」
「 山田風太郎の魔界転生を読んで膣内射精により女性を復活させようとしたなどと言うが、
小説では、瀕死の男性が性交により、女性の胎内に転生し、生まれ変わるというもの。
これは小説の根幹を成す設定であり、本当に読んでいれば、勘違いなどするはずがない 」
「 被告人は差し戻し審で突如、異なった事実を主張し始めるが、全く信用性の無い証言であり、
自分の罪と向き合うことを放棄し、死刑を免れようと懸命になっているだけである 」
「 遺族に対する謝罪や反省めいたことを表明しているが、それは表面的なものであり、
自己の責任の軽減を図るための、偽りの言動である 」
「 自己の責任を軽くするために虚偽の供述をしながら、他方では、遺族に対する謝罪や反省を口にする
こと自体、遺族を愚弄(ぐろう)するものであり、その神経を逆なでするものであって、反省は皆無である 」
「 旧1・2審当時は反省の意を表し、更生の可能性を見せていたが、差し戻し審で供述を一変させ、
虚偽の供述の構築にばかり精力を注ぐ姿には、反省が見られず、反社会性が増大している 」
「 反省もせず、虚偽の答弁を繰り返す被告人の更生はもはや困難であり、これにより、最高裁が求めた
死刑を回避すべき理由を模索する術も、もはや今となっては存在しない 」
「 思えば、先の最高裁判決は、事実認定に誤りは無く、後はひたすら謝罪と反省の態度を示すことを
求めたものだった。 しかし被告人・弁護団は、反省も無く、新たに虚偽の弁解を繰り返すことで、
最高裁が最後に与えた、わずかな死刑回避のチャンスを、自ら投げ捨てた。 もはや死刑しか無い 」
判決全文
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