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「生きて償いたい」。山口県光市の母子殺害事件の差し戻し控訴審で、元少年(27)は
自らの言葉で死刑回避を主張。「おこがましいかもしれないが、僕自身も幸せになりたい」と口にした。
元少年は2007年9月の第10回公判で、弁護人の質問に「(亡くなった)2人のことを思うと、
生きたいとは言えない。でもよければ生かしていただきたい。生きたいです」と答えた。
この後、検察官の誤解に対し、「なめないでいただきたい」と発言。
弁護団も弁論で「許される言葉ではなかった」とした。
一、二審で殺意と乱暴目的を認めていたことについて、取り調べで検事から
「否認するなら死刑の公算が高まる。君には死んでほしくない」と言われたためだと釈明した。
接見した弁護人には、知人への手紙で遺族を侮辱したことを「謝らなきゃいけない。
弁解してもしょうがない」とする一方、「あのときは未熟だった」と話した。
元少年は判決前日の21日に接見した弁護人に「どのような判決が出ても、
謝罪と贖罪(しょくざい)の人生を歩む」と話した。
弁護団の中には「死刑の恐怖は感じているはずだが、
元少年は精神のバランスを保っている」と印象を語る弁護士もいるという。
別の機会に接見した関係者は「自分自身の命を失うかもしれないと考え、
人の命を奪った重みを理解した。反省は深まっている」と話した。
4月22日8時30分配信 時事通信
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