08/04/22 10:57:13 0
世界各地で嫌われ、妨害に遭っている北京五輪の聖火リレー。日本の出発会場だった善光寺が
チベット問題を理由に辞退し、長野市が迷走している。厳戒態勢にシフトチェンジした警備態勢の
見直しも迫られ、長野県警もアタフタだ。大体、“平和の祭典”にそこまで戦々恐々とするくらいなら、
いっそ中止にしてしまったらどうか。
JOC(日本オリンピック委員会)に見解を尋ねると、「中止は前例がない。コース変更なども含め、
リレーについては北京の五輪組織委の決裁が必要になり、日本だけで決められる話ではありません」
(担当者)と奥歯にモノが挟まったような言い草だ。スポーツジャーナリストの二宮清純氏もこう言っている。
「聖火リレーはあくまでも五輪のプレイベント。是が非でもやらなければならないものではないでしょう。
一連の妨害行為の余波で、警備態勢が厳重になっていますが、商業色の強いイベントを
税金を使ってまでやるほどのことなのか疑問です」
県警は各地の騒動を受けてピリピリ状態。管区機動隊に応援を頼み、当初は数百人だった
警備態勢が3000人規模に拡大した。石井隆之県警本部長が車で伴走し、陣頭指揮を執る異例の態勢となる。
それも今後、さらに拡充する可能性があり、ますます税金がつぎ込まれるのだ。
「聖火リレーはIOCにとって貴重な財源。オリンピック憲章の精神とはほど遠い、単なる商業イベントと化しています。
協賛企業からはリレー込みでスポンサー料を徴収しているので、中止にすれば違約金が発生する。
だから、オイソレとやめるわけにはいかないのです。著名人の走者もタダで走るわけじゃない。
元スポーツ選手には数百万円ものギャラが渡っています」(五輪事情に詳しい関係者)
こんなフザけたイベント、とっととやめてしまえばいい。
最終更新:4月22日10時0分 4月22日10時0分配信 日刊ゲンダイ
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