08/04/22 09:26:10 lUqm/FiZ0
>>463
中核派は40年以上前から反帝反スタだから、米国・ソ連・中国の政府を「悪」としているよ
おまえらよりよほど年季が入っているwwww
●民族抑圧への怒りが噴出した
重要なことは、今回のチベット人民の決起が、青年を先頭に、ダライ・ラマを指導者と
する従来のチベット民族運動をものりこえる形で闘われていることである。ダライ・
ラマ自身が、現在の運動は「われわれの掌握できる範囲を超えている」「制御できない」と
告白している。そこにあるのは、1950年代の中国軍によるチベット軍事制圧以来の
過酷な民族抑圧に対する、半世紀にわたる積もりに積もった怒りの爆発である。
中国スターリン主義はその抑圧体制維持のために、中国農民と労働者から極度の収奪を
行う一方、国内の諸民族を抑圧・分断して漢民族が他を支配する体制をつくり上げた。
とりわけチベットについては、この地域を中国国境の西の軍事拠点として、また核実験場と
して確保するために民族自決権を絶対に認めない政策をとった。チベット仏教への大弾圧を
始め民族の文化をも破壊し、チベット全域を一種の軍事監獄下において徹底的な抑圧政策を
続けてきた。
1989年の天安門事件当時には、民主化を求める北京での闘いと並んで、チベットでも
激しいデモが闘われた。これを鎮圧した「功績」を買われて中央指導部になったのが
現在の胡錦濤だ。
21世紀に入ると、中国政府は弾圧の一方でチベット人民への懐柔政策をも強めた。国家財政を
投じた「西部大開発」を推進し、ダライ・ラマをも「高度な自治」の要求という中国との
交渉路線に引き込んだ。だが鳴り物入りで推進された経済開発も、チベットに進出した
漢族の企業や商店主を富ませただけで、チベット人民の貧困化と民族格差はさらに進んだ。
闘うチベットの青年は、これらの一切と対決し、ついに「独立」を真っ向から掲げて
スターリン主義体制との非和解の激突を開始したのだ。これこそ、胡錦濤らの中国指導部を
かつてない危機にたたき込み、絶望的凶暴化に走らせている最大の原因だ。