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・27日投票の衆院山口2区補選で、民主党候補が自民党候補をリードしていると
一斉に報じられたことを受け、民主党は21日、揮発油(ガソリン)税をめぐる再議決への
世論の反発は強いをみて攻勢を強めている。小沢一郎代表らは21日、党本部で
幹部会を開き、補選の陣営が緩まないよう引き締めるとともに、福田康夫首相への
問責決議案提出については、鳩山由紀夫幹事長らが衆院側の意見集約を進める
ことを決めた。補選開票翌日の28日にも、小沢氏ら幹部が方針を決定する。
「問責に勢いが出てくる。福田首相に同情が集まるかと思ったが違った。ここまできたら、
おぼれたイヌ(=首相)をバシバシ叩(たた)いても、誰もかわいそうだと思わないよ。
まもなく支持率は20%を切るだろう」
補選で優勢が伝えられていることや、福田内閣の支持率がさらに下落傾向を強めている
ことを受け、民主党国対幹部の1人は21日、こう強気の発言を行った。
鳩山氏も幹部会後、記者団に、補選の手応えを語った。
「私も何回か山口2区に入ったが、国民の福田内閣への憤りが集約されつつある。
そんな気がする。ガソリンもそうだが、後期高齢者医療制度への反発が大変強い」
鳩山氏は「補選は大変厳しい。油断すると流れが変わる可能性がある」とも述べたが、
同党幹部は同日夕、「われわれが補選に勝ち、それでも与党がガソリン税の暫定税率
復活の衆院再議決をしてくるという前提で(戦略を)考えている」と語った。
23日には小沢氏、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長ら最高幹部が現地入りし、
自民党候補を突き放したい考えだ。
一方、自民党の伊吹文明幹事長は21日の党役員会後の記者会見で、同補選が
揮発油税の暫定税率復活のための衆院再議決に影響するか問われ、「勝っても
民意が自分にあると言うつもりはない。負けたから向こうに民意が行ったことには
ならない。政権を預かっているものは矜持(きょうじ)をもって行動する」と述べた。
補選に敗れた場合でも、再議決を行うための予防線を張ったといえそうだ。
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