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・入浴は親子の情愛をはぐくむ基本的生活習慣である。正しい食生活のキーワードとして
定着した「食育」に続いて、「浴育」という言葉を最近見聞きするようになっている。
入浴関連企業8社でつくる「風呂文化研究会」では、「浴育」の考えを広めようと先月末、
「『浴育』のすすめ」というリポートをホームページ上に発表。お風呂にまつわる意識調査を
もとに「入浴は夕食に次ぐ家族交流の機会」「親子のお風呂は良い思い出になる」「浴育の
楽しみは(1)遊び(2)会話(3)学ぶ」など、質の高い親子入浴を提案している。
「温浴で親も子もリラックスできるし、浴室にはテレビなど会話を妨げるものがなく、
より親密なコミュニケーションが可能になる」と、同研究会代表で東京ガス都市生活
研究所主任研究員の興梠真紀さん。同社の昨年の調査では小さな子供をもつ親の
69%が「入浴時の方が子供は楽しんで勉強する」と答えるなど、親側も情操教育や
能力育成面でお風呂に期待を寄せている姿が分かる。
川崎市の会社員(39)宅。浴室の壁にはられた動物のイラストシートを母親が指さして
「これなあに?」。3歳の長男が「パンダ!」。お湯をかけると答えの「パンダ」の文字が
浮かびあがる。結構、盛り上がっている。「都道府県名も東北6県くらいまで言えるように
なってきたので、次は地図かな」と母親。
知育玩具「おふろシール」をシリーズ展開するパイロットインキ玩具事業部の服部直基さんは
「昔の親も『10数えたら出ていいよ』と数字を教えたり、風呂場のすりガラスをぬらして指で
文字を書いて教えたりしていた。ベースは日本独特のお風呂文化。それが見直されて
きたのか、一度落ち込んだお風呂玩具の市場も2、3年前から上向きです」。
ノーリツでは「多忙な平成の父親に、親子コミュニケーションの場としてお風呂を提案」する
イベント「おとうさんといっしょにおふろのえほんのおはなし会」を27日、東京・台場のデックス
東京ビーチで開催する。
「『浴育』のすすめ」の意識調査分析によると「子供と一緒に入る上限は11歳。父と娘は9歳」。
どうぞ心残りのないように!(一部略)
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