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中川秀直公式Webサイト - 2006年の決意 - 政策・理念 - 基本理念
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東アジア共同体構想で日本がリーダーシップを発揮出来るかどうかは、国内農業構造改革と
外国人労働者受け入れ体制の確立という、国内問題にかかっています。これは、リーダーシップのための
自己犠牲ともいえますが、私は単なる痛みとしてではなく、日本経済を強くするためのテコと考えるべきだと思います。
また、世界中から能力のある人が日本に集まってきて、その能力を発揮してもらうことで日本の豊かさにつなげていく、
という戦略的発想を持つべきで、自由貿易協定等をテコとした「専門的・技術的分野」の外国人労働者受け入れ拡大を真剣に検討すべき時です。
東アジアサミットは将来、戦略・安全保障問題を含む幅広い範囲をカバーするものに発展するかもしれません。小泉総理は、
戦後60周年にあたる昨年8月15日の談話の中で、「とりわけ一衣帯水の間にある中国や韓国をはじめとするアジア諸国とは、
ともに手を携えてこの地域の平和を維持し、発展を目指すことが必要だと考えます。過去を直視して、歴史を正しく認識し、
アジア諸国との相互理解と信頼に基づいた未来志向の協力関係を構築していきたいと考えます」と述べておられます。
私は、この様な総理の思いを、欧米諸国への劣等感もアジア諸国への優越感もなく、むしろ、対等な市民としての連帯感を持ち、
困っている人がいれば国境を越えて手をさしのべようという人道意識を持つ、日本の次世代が担っていくものと考えます。
これこそが、過去の戦争への反省を行動で示すことになると確信します。