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中川秀直公式Webサイト - 2006年の決意 - 政策・理念 - 基本理念
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第二に、台頭する隣国・中国が責任ある東アジア共同体の一員となることは、日本の国益にかなうものです。
そのためには、アジアで最も古い民主主義国家である日本が、インド、豪州など価値観を共有する国などとともに、
アジア全体が経済・報道・信教の自由、人権、法の支配といった普遍的価値や国際的規範を受け入れ、
民主的プロセスを尊重する地域になることを支援し、将来、「成熟した民主主義国家同士は戦争をしない」という
考え方に基づいて、東アジアがモデル地域になることを日本の中長期の戦略目標とすべきです。
こうした戦略的発想から、私は、東アジア共同体構想で日本がリーダーシップを発揮すべきと考えます。
問題は、リーダーシップの手段です。深刻な財政事情の中で、もはや政府開発援助に依存すべきではありません。
日本のリーダーシップの源泉は、日本がアジア経済の需要者となることであり、
「輸入の拡大」と「労働力の受け入れ拡大」を行うことであると考えます