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物事を論理立てて話せる子に育てようと思ったら、まず身近なことから始めてみるのがいいでしょう。
例えば、子どもが「任天堂のゲームを買って欲しい」と言ったら、「なぜ?」と親が必ず聞き返してみる。
理由を言ったら、それについてまた疑問を述べ、再び「なぜ?」。そうするうちに「僕はこうしたい。
なぜなら……」と自然に言えるようになるはずです。
家族で「反論ゲーム」をやってみるのも楽しいでしょう。先日の授業で盛り上がったのは
「漫画を読むと頭が悪くなる」という「お題」でした。「もし漫画を読むと頭が悪くなるというなら……」
に続く言葉をまず考え、「なぜならば」に続ける。
子どもたちの反論は「漫画家は全員頭が悪いということになる。なぜなら、常に漫画を読んでいるから」
「学習用の漫画も意味がないことになる。なぜなら、漫画で勉強内容を説明しているから」「教科書を読んで
もいけないことになる。なぜなら、教科書にも漫画が載っているから」……。身近なお題だと、1人で四つ
ぐらいはすぐに出てきます。その中で、どの反論がいいか、話し合ってもおもしろいと思います。
(東京・聖学院小学校・池内清さん談)
[朝日新聞]2008年04月20日
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