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長野市で二十六日に行われる北京五輪聖火リレーで、出発式・点火式を行う予定だった善光寺が辞退を決めた。
「文化財や信者の安全」のほかに、「チベット問題を考慮した」という。
一九九八年の長野冬季五輪は善光寺の鐘で幕を開けた。国内で唯一の聖火リレー開催地となった今回も、
五輪にゆかりの深い善光寺に白羽の矢が立ち、寺側も地元実行委員会の要請を快諾していた。
しかし、三月のチベット暴動で事態は急変する。信者からは「出発地を辞退してほしい」との電話が相次いだらしい。
辞退の理由として善光寺側がチベット人に対する人権弾圧を取り上げ、「同じ仏教徒として憂慮した」と語ったことは、
日中両政府にとって大きな誤算だったに違いない。
五月六日に予定されている胡錦濤中国国家主席の来日。中国で初めて開かれる北京五輪。日中平和友好条約
締結三十周年に当たる今年は、この二つのイベントをてこに、日中関係を改善するまたとない機会であった。
だが、中国製ギョーザ中毒事件やチベット暴動、聖火リレーの混乱などで、政府の思惑は大きく狂い始めている。
胡主席の訪日にも暗雲が漂い始めてきた。
中国では、ケータイ・メールによる呼び掛けに応じた若者が、パリでの聖火リレー妨害に抗議し、フランス製品ボイ
コットを呼び掛ける抗議デモを繰り広げた。長野市の聖火リレーが混乱すれば中国の反日感情に火が付く恐れも
ある。関係者の節度ある対応を求めたい。(2以降に続く)
ソース 沖縄タイムス URLリンク(www.okinawatimes.co.jp)
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