08/04/20 03:24:04 0
(>>1からのつずき)
一斉に停波すれば地域間の公平性は保たれ、視聴者にも「11年7月24日にアナログ放送は
一斉に終わる」と周知しやすい。しかし、予期できなかったトラブルが全国的に起きる恐れもある。
このため、地デジへの完全移行まで3年となる今夏から、総務省と放送業界は地デジ受信機の
普及率アップに向けた取り組みを抜本的に強化する。NHK・全民放の放送で文字スーパーや
ロゴを挿入するほか、毎日の番組終了時には「お知らせ」画面を放映する予定だ。
総務省によると、海外では英国が4年かけて地域ごとに段階的なアナログ停波を実施中。一方、
一斉停波を計画している米国は、地デジ普及の遅れで停波を延期した。総務省などが一斉停波の
方針を固めたことで、混乱を避けるための「停波延期論」が現実味を帯びる可能性もある。
地デジは日本では03年に始まり、07年3月時点の受信機の世帯普及率は約28%。
今夏の北京五輪時に半数弱の世帯に普及させる計画だ。
(をはり)