08/04/20 09:30:37 IupNQMw50
チベット支持の中国人留学生、同胞から恐喝・罵倒の嵐に遭う
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【大紀元日本4月20日】米ノースカロライナ州のデューク大学に在学中の中国人
女子学生・王千源さんは、チベット人の自由を求める権利への支持を表明したため、
中国国内と海外の華人からの恐喝や、嫌がらせが殺到、彼女はいま現地の警察の保護下
に置かれているという。
今月9日、デューク大学でチベット支援の学生と中国当局支持派の学生グループが
激しく対立する際に、中国の青島市出身の王さんは仲介にあたり、状況を一旦沈静化
させた。
その翌日、中国人留学生向けのサイトには、王さんの顔写真(額には「売国奴」と
中国語で書かれていた)や、電話番号、身分証の番号、中国の実家の住所、親の名前、
勤め先などの個人情報が掲載され、「帰国したらおまえの死体を細切れにする」
「ガソリンを撒いて自殺しなさい」などの脅迫メールも送られてきて、中国の実家の
門前に糞が撒かれる写真も掲載されていた。
中国当局のメディア『中央電視台』(CCTV)のホームページは4月17日、「最も醜い留学生」
と題する報道を掲載、王さんの写真とビデオを載せていた。彼女の写真は中国国内の各大手
インターネットサイトで転載され、多くは顔に『売国奴』と書かれている。
彼女の両親は安全のため、別の場所に避難しているが、娘との電話では盗聴を心配している
ためか、所在を伝えていないという。
王さんはラジオ自由アジア(RFA)などの取材を受ける際に、自分はいま安全のため授業にも参加
できずに、現地の警察の保護を受けていることを明らかにし、「私は国家の分裂を従来から支持
していない。自分の同胞兄弟のようにチベット人に接するべきだ」「罵倒や、暴力、脅迫などの
手段で私を罵倒する人々は、理性を失くしている。それこそ、中国人の恥をさらしている」と
語った。