08/04/19 22:38:22 JEb4Y/Mp0
●歴 史 の 記 録(その1)
憲法制定議会で【日本国憲法】に国民主権原則を明記させる
ために奮闘した政党は【日本共産党】でした。他の諸党が日本の
主権の在り処について明確な態度表明が出来なかった事は、日本
現代史の染みとして残りました。
貧困と格差が一大社会問題として浮上している今こそ、私たちの
足元【暮らしの現実】を見つめる時代に来ているのではないでしょうか。
【帝国議会会議録 検索システムより転載】 URLリンク(teikokugikai-i.ndl.go.jp)
憲 法 制 定 議 会 昭和21年06月28日 衆議院 本会議場
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○野坂參三君(續) それから此の問題に付てもう一言はつきりと御聽きしたいことは
政府の眞意は何處にあるのか、一體主權が國民の手にあるのか、天皇にあるのか、之を
此處で胡麻化さずにはつきりと言つて貰ひたい、何故此の問題を此のやうにして曖昧に
されるのか、是が私達には分らない
それから其の次には此の憲法草案と英文との間に若干の相違がある、是は既に雜誌の
上でも或る人が指摘して居りますが、憲法前文の中に「國民の總意が至高なものである」、
是は英文ではどうなつて居るかと言へば、「ソヴァレーンティ・オブ・ザ・ピープルス・ウィル」、
詰り人民意思の主權、斯う云ふ風になつて居る
○議長(樋貝詮三君) 靜肅に
(つづく)