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近く長野で行われる北京五輪のせいかリレーについて、中国大使館は数日前、
日本各大学の中国人留学生「学友会」に内部通達を下し、
当日の26日、長野での声援を総動員している。
また、在日中国人学者の組織「中国学者聯誼会」や、
日中友好団体などにも同様な要請が出されているという。
学友会のメンバーが匿名で明らかにした。
その情報提供者によると、その際に参加者は大使館が支給する黄色いTシャツを着用、
ペットボトルとペンなどを持参することを要求されている。
せいかリレーの抗議者に対し、ペットボトルの水をかけたり、ペンで刺したりするためで、
すべての費用は大使館が負担するのだという。
また、中国大使館はこの内部通達では、
「今回の声援活動はあくまでも、民間が自発的に行うものであり、
大使館といかなる関係もないようにする」と、再三にわたり念を押したという。
その情報提供者によると、現在、各大学の中国人学友会が急いで人員集めをしている。
在日中国大使館はパリやロンドンなどでのリレー中の抗議活動が日本で再発しないよう、
水面下では全力で動いているという。
これについて、96年に、日本の東北大学「中国人学友会」で国際部の部長を担当していた
在日中国人学者で、同大学の教官である張揚氏は、
「同大学の中国人『聯誼会』には、『地下共産党支部』が密かに存在、
東京の中国大使館に直轄管理されている。
同会の会長は中国当局内部の極秘ファイルが見られるようで、
海外の中国人学者の代表として、中国共産党の全国会議によく参加している」などを明らかにし、
中国大使館と現地の留学生団体との関係を証言した。
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