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牧之原市、1億円誤送金 テストデータ削除忘れ
牧之原市は18日、財務会計システムのテストで作成したデータを削除し
忘れたため、実際に市の銀行口座から1億100円が誤って送金されるミスが
あったと発表した。
送金先を市のシステム委託会社の口座にしていたため、同社から連絡が
あり、同日中に返金されて損害はないという。
市によると、テストは4月の組織改編と人事異動に伴い、支出金額や使途別に
決裁する流れを検証するのが目的。市はパソコン端末で伝票を作成し、決裁する
電子決裁を導入している。
担当職員が3月30日にテスト用に1億円と100円の2件の伝票をパソコンで
作成した際、画面で本来使わない決裁方法を選択した。伝票も削除しなかったため、
必要な審査を経ず、17日の支払日に送金されてしまったという。
市は担当者を厳重注意とし、チェック体制の強化やシステム改修を検討している。
市財政室は「誤りの許されない業務でのミスを重く受け止め、確認に万全を尽く
したい」としている。
(2008年4月19日 読売新聞)
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