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外来魚を仲間扱い、滋賀県教委陳謝
2008.4.18 23:08
滋賀県教委が作成した琵琶湖を舞台にした絵本で、固有の生態系を脅かし駆除の対象になっている
ブラックバスやブルーギルを仲良くすべき「湖の仲間」として描いていることに気づいた作成元の
滋賀県教委が、修正を検討していることが18日、分かった。
県教委は「子供たちに誤った情報を与えかねない。経費は余分にかかるが仕方ない」と陳謝している。
絵本は、今年10月に滋賀県内で開かれる第21回全国スポーツ・レクリエーション祭を、小学生らに
知ってもらおうと作成した。
マスコットキャラクターでナマズをモチーフにした「キャッフィー」が、なぜ琵琶湖から陸に
上がることになったのかを描いている。
ところが、登場するブラックバスやブルーギルなど琵琶湖固有の生態系を脅かしている外来魚が、
最初は意地悪なキャラクターに仕立てられているものの、最後は琵琶湖の固有種とともに
「みんな笑顔で歌い踊る」結末に。
外来魚が、固有種と共生しているかのような誤解を与えかねないとの指摘があったという。
また、魚たちがタニシをボールに見立てて遊んでいる場面もあり、タニシがいじめられているように
とられるとの声もあった。
絵本は京都精華大の監修で、約90万円かけて作成。県内の幼稚園、小学校に2000部の配布を
予定している。
県教委は「子供からお年寄りまでスポーツを楽しむというスポレク祭の趣旨のために作ったが、
配慮に欠けていた」と平謝りだ。
産経新聞
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