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米ノースカロライナ州の大学で、チベットを支持する学生グループと
中国政府を支持する学生グループとの衝突を回避するため、
仲裁にあたった中国人女子学生が、
その後、インターネット上で「売国奴」と糾弾され、
言葉の暴力などの深刻な被害を受けていることがわかった。
17日付の米紙ニューヨーク・タイムズが1面で伝えた。
同紙によると、女子学生は同州のデューク大学に在学中。
サンフランシスコで聖火リレーが行われた今月9日、
学内でチベット支持グループの学生と中国政府支持派の学生とが衝突寸前になった際、
双方のグループに友人がいたことから仲介にあたった。
チベット支持派の学生に対し、中国政府支持派の学生と対話するのであれば、
シャツの背中に「自由チベット」と書くことを認めることで、その場を収めた。
しかし、その翌日には中国人学生向けサイトに女子学生の顔写真や連絡先、
中国の実家の住所まで掲載され、顔写真の額には「売国奴」と中国語で書かれていた。
「帰国したらおまえの死体は細切れになるだろう」といった脅迫メールも送られてきた。
中国の実家にも汚物がまかれ、女子学生の両親は安全のため、別の場所に避難したという。
女子学生は、同紙に
「売国奴が中国に害を与えたいと思う人のことをさすなら、私はそうではない」
「これからもずっと売国奴といわれるのだろう」と心境を語っている。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)