08/04/18 12:25:14 0
カリブ海の島国ハイチで、世界的な食糧価格高騰による食糧難が深刻化し、
政情不安などを招いている問題で、
国連は17日、緊急措置として、同国に8000トン規模の追加食料援助を実施すると発表した。
国連報道官によると、世界食糧計画(WFP)が同国北部と西部、中部で、
子どもや妊婦、授乳中の母親らへの援助を実施する。
食糧の配給はただちに開始し、今後約2カ月間続く見通しだという。
また同国北西部では、国連児童基金(ユニセフ)が子どもたちへの食糧援助を倍増させ、
約160万ドルをかけて水道整備、公衆衛生の事業を実施する。
WFPと国連ハイチ安定化派遣団が230万ドルの予算をかけて支援する失業者対策にも、
今後さらに力を入れていく方針だという。
もともと貧困、飢餓の問題を抱え、食糧自給率の低かったハイチは、
世界的な食糧高騰で大きな打撃を受け、
首都ポルトープランスなどで抗議デモや略奪が続発。
国会では先週、事態を収拾できなかったとして、アレクシ首相が解任された。
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