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★きび談語:少年事件を取材していると… /岡山
・少年事件を取材していると、とんでもない“ご意見”に触れることが多くうんざりさせられる。
例えば「ゲーム脳」。科学的な疑義は数多く出されているが、犯罪統計的にも納得
できない学説だ
▲少年事件の初歩中の初歩なのだが、少年による殺人が多発したのは、「近所
付き合いが濃密で、誰もがしかってくれた」昭和30年代だ。そこから、減少の一途を
たどっている。ゲームやインターネットの進歩と少年事件の件数が反比例するのは
なぜなのか
▲思いこみで事件を語ることは有害以外の何ものでもない。キレる子供は昔もいたし、
今もいる。統計から見えてくる課題を見落とすことがないようにしたい。【石戸諭】
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