08/04/18 02:02:43 jEP6/8Mv0
>>828
いかに中共が「廃止した」つっても、止めることはできないわな
チベット仏教が、ダライ・ラマを必要とする限りは
モンゴルが社会主義国だった頃に、こういうことがあった
モンゴルでのチベット仏教最高の活仏、ボグド・ゲゲーン8世という人物がいたのだ
この人、清朝が崩壊する少し前の1911年にモンゴルの民族自決勢力の旗頭として、独立宣言を行った人物
で、その後チョイバルサンやスヘバートルらの社会主義勢力が台頭して、ボグド・ゲゲーンは彼らに政権を委譲し、
モンゴルはソ連の衛星国として社会主義国となった
後にボグド・ゲゲーン8世が亡くなると、モンゴル人民政府側は勝手に
「もう転生はしないと決定しました!」
と宣言、廃止しちゃった 1933年くらいだったかな? 社会主義国に宗教は要らんので
手続きを踏んだ転生者の捜索も行わなかった
……が、後に社会主義をやめにして「モンゴル国」になって
「やっぱ宗教指導者要ります」
ってことになって、チベット亡命政府に相談したんよ、なんか適当な活仏を認定してくれませんかって
モンゴル側としては、まぁ、幼少の子供かなんか新たな転生者でお飾りにするつもりだったんじゃないかと思うけど、
したら、ダライ・ラマは
「ボグド・ゲゲーンの転生は既に認定してありますよ。今はインドに住んでいて、65歳になります」
……こっそり転生者をチベット仏教の手続きに従って選定してあったわけ