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英国の企業がこのほど、25メートル先からでも人物の衣服を透視し、
体に身につけた金属などを発見できる高性能カメラを開発した。
空港など公共の場所において、テロ防止対策の大きな力になるとしている。
英スルービジョンの「T5000」は、テラヘルツ波を利用して、衣服の下にある金属や非金属などを見つけることができる。
これまでにも同様の技術は世界各国の空港で採用されているが、
「T5000」はより開かれた空間でも利用でき、時間をかけずに身体検査が可能だという。
また、放射線を発することなく、爆発物や液体、麻薬、武器、プラスティック、セラミックなどを識別できる。
すでに、ロンドンのカナリー・ワーフの金融街に導入されているという。
高性能で、武器などの発見に役立つ一方、知らないうちに自分の体を透視されている可能性があるため、
プライバシー侵害にあたるのではないかと懸念する声もある。
しかし、スルービジョンのクライブ・ビーティ最高経営責任者(CEO)は、衣服の下を透視するからといって、
解剖学的な体の特徴が見られることはないと説明。
「電球で光を当てるようなもので、心配することはない」と話している。
URLリンク(www.cnn.co.jp)