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米国コネティカット州サディントンの大学生、スカイ・リン・バドニックさん(21)が旅行先の北海道で行方不明になっている。
来日した母親のスーザンさん(54)らが15日、札幌市内で記者会見し、「早く家族に連絡して」と訴えた。
スーザンさんらによると、スカイ・リンさんは今月1日、サディントンの自宅に「友達の家に泊まります」との
書き置きを残したまま行方不明になり、家族が4日、地元警察に捜索願を出した。パソコンの記録などから、
800ドルを引き出し、ワシントン、成田経由で2日夜、新千歳空港に着く航空券を買ったことがわかった。
大学で日本文化史などを専攻しており、以前、「日本に行き、サクラを見ることができたら満足で、
命を絶てる」などと話していたという。鬱的症状があることから、家族は「所持金が尽きたら
自殺の恐れがある」と来日し、北海道警千歳署に捜索願を出した。
同署などの調べでは、7日朝、登別市の旅館を「札幌に行く」と言って出ていたが、その後の行方はわかっていない。
スカイ・リンさんは身長168センチ、体重81.6キロ。白人で、ブルー・グレーの瞳、髪は茶色だという。
米国を出たときはジーパンに黒っぽいティーシャツ、龍の柄のスウェットシャツなどを着ていたのではないかとみられている。
「何か情報があれば、在札幌米国総領事館((電)011・641・1115)に知らせてほしい」という。
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