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携帯電話のアンテナ基地局から出る電磁波が健康被害を生じさせていると
川西市清和台西1の基地局周辺住民が抗議していた問題で、NTTドコモ関西
(大阪市)は14日、この基地局を撤去する工事を始めた。住民とドコモは
昨年12月、撤去の方針で合意していた。鉄塔部分は約1週間後に、基礎の
コンクリート部分も6月中旬までに撤去される。
アンテナは、高さ約20メートル。ドコモが阪急バス車庫の土地54平方メートルを
借りて、05年に設置した。その後、周辺住民の中に、頭痛、血圧や血糖値の
上昇などを訴える人が相次ぎ、住民らが「電磁波公害をなくす会」を結成した。
昨年5月、大阪簡裁に公害調停を申請。ドコモは電磁波と健康被害の因果関係は
認めなかったが、阪急バスが土地の賃貸を解除する意向だったため、これに
合わせて基地局の撤去を決めていた。
ドコモは「電磁波が住民の健康に悪い影響を与えていないという主張は変わってない。
この地域で携帯の感度が悪くならないよう、周辺基地局の電波を調整している。
利用者に迷惑をかけないように努力したい」と話している。【池内敬芳】
〔阪神版〕
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