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・日本で唯一、北京五輪の聖火リレーが26日に行われる長野市。そのスタート地点となる善光寺が、
聖火リレーへの場所の提供を辞退する可能性が出ていることが14日、分かった。
善光寺事務局は「(辞退が)100%ないとは言えない」と話している。善光寺では第1走者のトーチに火をともす
「出発式」も行われる予定があり、同寺の今後の対応次第では、リレーコースを含めた計画の
大幅な見直しを余儀なくされる可能性もある。
長野冬季五輪では、同寺の鐘の音が開幕を告げるなど、五輪との関係も深い。しかしその後、チベット問題が表面化。
世界各地で、聖火リレーに対する妨害行動が過激化するなど、状況は激変した。
善光寺事務局は「今の段階では、予定通りスタート地点を引き受ける」とした上で
「今後の情勢次第では(辞退も)100%ないとは言えない。急転直下ということもあるかもしれない」と
“ボイコット”の可能性を否定しなかった。
善光寺側も、チベットをめぐる騒乱を「大変憂慮している」という。長野県内にある別の寺の住職は
「善光寺の若い住職の中には、聖火リレーへの協力を辞退すべきとの考えも出ている」と漏らした。
同事務局は「住職の中から辞退すべきという声が出ているとは聞いていない」としているが、
一方で「近く役員会や局議などで意見を聞く機会をつくることもあるだろう」と改めて寺としての
見解をまとめる考えを示唆。
善光寺には、市民らから連日数十件の電話がかかっている。その多くが聖火リレーへの関与をやめるべき
との抗議の声で、「由緒ある寺の名に傷がつくのが心配だ」などの意見が寄せられているという。
善光寺は、リレーのスタート地点として「出発式」が行われるだけでなく、善光寺と長野駅を結ぶ目抜き通りは、
リレーコースの中で最も沿道に観客が集まる注目区間で、著名人が走る可能性も高い。
万が一“ボイコット”となれば、コースの見直しなど、計画の大幅な変更は避けられない。(一部略)
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