08/04/21 10:50:45 H+6r82dD0
物価が上がっているのは、国内要因ではなくて、石油・鉄鋼・非鉄金属・穀物など、
コモディティーの国際価格が上がっているから。
ではなぜ国際価格が上がっているかというと、オイルマネーとかヘッジファンドとかの
投機資金が商品の先物市場に流入して、買い煽っているため。
まあ投機資金だから、いずれ利食いされれば上昇も収まるだろうが、コモディティー
以外の運用先が見つかるまでは投機資金は商品市場にとどまり続けるから、なかなか
物価は下がらないだろうね。
そのような次第で、政府がいくら頑張っても、国内的に出来ることはほとんど何もない。
税金下げろ、という声もあるが、税金下げた分、国債を発行することになるから、将来
ますますインフレになる。
一方、金利政策はというと、日本が一国で金利を上げても、資本主義の総本山のアメリカは
サブプライムの処理があるため、金利引き上げは絶対やらないないから、日本の一人負け
になって、おしまい。
現実的な問題として、どうにもならない。
一国民としては、倹約に努める(車をやめて自転車にするとか。)しかないと思う。