08/04/14 18:37:31 5f6qh7rR0
>>489
事件が起きる度に思うのですが、彼らを治療していた主治医の責任が
なぜ問われないのでしょうか。もちろん、事件を起こしたからには、
本人に責任があります。たとえ精神科医が「心神喪失で責任能力がない」
と判定しようとも、それは本人が引き起こしたものであり、全てが他人や
他の要素のせいで済まされる問題ではありません。
とはいえ、主治医は対価を受け取り、彼らを「治療」していたのです。
これは治療の失敗以外の何者でもありません。しかも、「うまく治療する
ことができなくて病気が悪化し、病気の影響で事件を起こした」という
レベルの問題ではなく、「治療行為が積極的に異常行動を引き起こした」
可能性すらあります。
現在の司法制度では、訳のわからない精神鑑定に基づく責任能力の
有無ばかりが争点となり、なぜこんな事件を起こしてしまったかという
本質的な原因の究明に結びついていません。鑑定医によって結論が
正反対になるなど、客観性や再現性に欠ける精神鑑定が、司法を
いたずらに混乱させ、マスコミを喜ばせているだけです。
以前にこんな話を聞いたことがあります。患者が自殺したことを、職員が
その患者の主治医であった精神科医に伝えたところ「あー、そうなんだ」
で終わってしまったそうです。この精神科医のように、まるで他人事の
ように思い、責任をひとかけらも感じていないのでしょうか。
事件の背景に精神科の危険な治療、あるいはずさんな治療があると
すれば、なぜ誰もその部分に焦点を当て、責任を追及しないのでしょうか。
実は、精神科の入院中に一時外出していた患者が見ず知らずの通行人を
突然刺し殺した事件について、亡くなった青年の両親が、事件の背景に
あった病院のずさんな治療の実態に目を向け、その責任を追及する
民事裁判を起こされています。↓
URLリンク(www.rosetta.jp)